脱皮・羽化(依存と解放)

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脱皮・羽化(依存と解放)

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2016/10/07 脱皮・羽化(依存と解放)

団長りょうこのLv2

 

この日の羽化の瞬間をサポートできたこと、冥利につきる。

 

あの瞬間はまさに「生」だ。

 

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メンタルワーククラスLv.2

 

第3回:2016年9月8日(木)
テーマ「マインドデトックス・依存と解放」

 

 

少し遅れ気味で着いたマリーズケア。

 

ドアに何か白い紙が貼ってある。

 

「なんだ? ワークを邪魔されないために、
宅急便屋さんか何かへの伝言かしら」

 

と思いながら目をやると、

 

「午前中はサイレントタイムです」の文字。

 

あ、われわれへのメッセージだったのね。

 

「自分と向き合う」時間にせよ、と。

 

「うれしい!!!」と思っちゃいました。

 

だって、わたし、自分が嫌いなままなんだもん。

 

自分がイヤで、こんな自分のまんまで笑ったりするの、
ヤなんだもーん。

 

 

前日のレベル1のクラスのさらに前の日。

 

 

会社で「おつかれさまでした」のあいさつすらせずに
帰ってきてしまったカキクケコなわたし。

 

「わたしさえいなければ、ほんとはみんな、たのしくやれるのに」

 

その思いばかりで、自分がイヤで、自分を捨てたくて、
前日のレベル1のクラスでも、ただただ「イヤな塊」のまま。

 

 

「悶々の塊」で、この日も到着しております。

 

「サイレントタイム」。

 

わたしには、ありがたいくらいでございます。

 

ドアを開けると、もうことこさんの説明が始まっていて。

 

「描くというより、『出す』。

 

ターニングポイントや、解放したいもの、依存となったきっかけ、

 

うれしかったことやたのしかったこと…

 

道でも、木でも、

 

生まれてからここまで、と、未来を空けて、描いてみてください」

 

うげ。

 

あたし、これ、嫌い。

 

もう、前に一度、やった。

 

もう、あれ、ヤだ。

 

やりたくなーい。

 

 

「ヤだヤだ星人」です。

 

すかさず、ことこさんの説明が。

 

「前にやったことのある人は、

 

違うものでもいいです。

 

トゲ、自分を傷つけたもの、壁となっているもの…」

 

 

この部屋の壁に貼られた3枚の大きな白い紙に向かっ
て、
すでに、みんなが作業を始めている。

 

 

 

無言無言。

 

鏡に貼られた白い紙、その前に置かれた座椅子。

 

わたしに残された席に座り、白い紙を見つめる。

 

 

トゲ…

 

自分を傷つけたもの…

 

壁となっているもの…

 

 

座椅子にもたれている「モヤモヤの塊」であるところのわたしに、
何かが聞こえてくる。

 

トゲ……自分が、トゲ。

 

自分を傷つけたもの……それは、自分。

 

壁となっているもの……それは、自分。

 

白い紙の向こうに、鏡の中のわたしの服が見える。

 

紺色のシャツと、紺色のジーンズが、
白い紙が貼ってない場所に、映っている。

 

いつもの、紺色の、服。

 

なんか、急に、白い紙に、見えた。

 

この紺色の服が、トゲだらけの、古い鎧に感じられた。

 

脱ぎたい…。

 

もう、脱ぎたい。

 

服が、重たい鉄の、殻に感じられた。

 

出たい…。

 

わたし、出たい。

 

中から、つるつるの体がぬるりと出てきて、
ピンクや光色の新しい空へ出ていく感じが見えた。

 

で、描き始めた…けど、もちろん、
それを絵に表す能力があるかどうかは、別問題で。

 

 

白い紙に見えたものをまんま表すことはできなかったけれど、
でも、描いたら、何かが、終わった。

 

終わった?

 

…のかな。

 

なんか、すっきりしちゃった。

 

自然に笑えてきた。

 

ゆるんじゃった。

 

おもしろい。

 

軽くなった感じ。

 

もう、塊じゃない。

 

「怒り」と「脱皮」。

 

ノートには、そう書きつけている。

 

 

午後。

 

ことこさんが無作為に選んで、最初に持ったのが、わたしの絵だった。

 

ためらいは、まったくなかった。

 

あんな変な絵だったのに。

 

黒いトゲをいっぱい描いて、
顔の皮がはがれて、ベロンとなって、
牙(きば)とか、角(つの)とか、
エヘラ〜っと笑う口とか。

 

恥ずかしいとかも、なかった。

 

もう、終わってる、と感じていた。

 

なのに。

 

みんなにシェアして…

 

この夏のおまつりで見た蝉の羽化のこと。

 

自分が今まで入っていた入れもの(自分の皮)から頭を出し、
空になっていく殻をしっかりつかみながら、用心深く、
ゆっくりゆっくり新しい体を出して、出し切ったら、
もうそこには戻れない殻にがっつりつかまって、
少しずつ羽を伸ばし、それが乾くまで、飛べるようになるまで、
さっきまで自分そのものだった殻を抱きしめつづける…

 

あの蝉のことを話していたら、ワークになっていた。

 

わたしは、古い殻(午前までのわたし)であるところのことこさんを
がっつり抱きしめながら、わあわあうぉーうぉー泣いていたのでした。

 

そのとき湧いてきたのは…

 

「ばかだなぁ、おまえ」という気持ち。

 

ばかだなぁ、おまえ。そんなに窮屈でいて。

 

わあわあわあわあ。

 

そしたら、急にあやまりたくなっちゃった。

 

「ごめんね、あたし」。

 

ごめんね、あたし。あたしがおまえをそうしていたんだね。

うぉーうぉーうぉーうぉー。

 

そしたら、今度は、「ありがとね」と思った。

 

ありがとね、あたし。おまえが守ってくれてたんだね。ありがとね。

 

そしたら、すご〜く、いとおしくなっちゃった。

 

ありがとね、ごめんね。ありがとね。

 

ありがとう。あたし、出るよ。あたし、いくよ。

 

ばいばい。

 

わあんわあんうおんうおん。

ことこさんであるところの昔のあたしがいとおしくてしょうがない。

 

でも、もういっしょにはいられないことはわかってる。

 

さよならするんだ。

 

おまえはだいじょうぶかい?

 

だいじょうぶなんだね?

 

ありがとね。

 

ばいばい。

 

 

ことこさんが教えてくれた「さよならするための5つのフレーズ」。

 

1・わたしはあなたを許します

 

2・わたしを許してください

 

3・ありがとう

 

4・わたしはあなたを愛しています

 

5・さようなら

 

すっげ〜。

 

まんまじゃん。

 

わたしの殻〜、さようなら。

 

 

ことこさんによると、

 

「さよならを言うことで、また新しく『こんにちは』。

 

新しく会うことができる。

 

新しい視点で見られるから、新しいかかわりをつくれる」

 

んだって。

 

 

以上、「脱皮・羽化のワーク(依存と解放)」でございました。

 

帰宅後、トイレに何回行ったことでしょう。

 

「マインドデトックス」おそるべし。

 

悶々の塊だったのに…

 

門から心が出て、わたしは、
新しいわたしに、また同じような服を着せて、
でも、おんなじ服なのに違うように感じながら、
あの日、あいさつもせずに帰ってきた人たちと、
またいっしょに仕事をしているのであります。

 

 

りょうこ

 

 

 

 

 

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