生まれてこなければよかった

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生まれてこなければよかった

お客様の声

2015/02/20 生まれてこなければよかった

昨日のメンタルクラスLv2.
テーマ「マインド&デトックス」と「サポートを学ぶ」

 

参加してくれてるRちゃんが感想をくれました。

 

もう感動です。
これはみんなに読んでいただきたい。
ワークってどんなことしてるのか。
気づくとか感じることが、どう自分にどう影響するのか。
文字や言葉で説明しにくいことを、分かりやすく感想文にしてくれたRちゃんに感謝!!

 

生まれてくれてありがとう!!
出会ってくれてありがとう!!

 

今日のメンタルワークLv2は、「マインド&デトックス」(でよかったですよね?)でした。

生まれてから現在までを、模造紙に描きました。

 

わたしは、模造紙に描くのは初めてでした。

 

HちゃんとMさん(今日は、ことこさんを入れて4人でした)は、それぞれほんとに美しい一枚の絵を描いていて、見とれました。

 

わたしは、最初の生まれるところを「認められなくて」、なかなかスタートできませんでした。

 

高校卒業後は、もう真っ黒い溝だか蓋になって、それ以降の現在までは「余生と惰性」とクラスでは申し上げ、それを帰宅後、報告された夫が「へん。惰性だってよ、オレたちは」と、くまだ(サポートのくまのぬいぐるみ)にぶーたれていました。

 

ワークでは、自分の描いたものを「現在進行形で」あるいは「絵本を読むように」話していきました。

 

「私は生まれました。家族3人に守られていました」
「私は、愛情いっぱいの中で育ちました」…

 

HちゃんとMさんの人生のスタートを聞きながら、「いいなぁ」と思っている自分に気づきます。

 

なんでしょう、じゅるっと目が潤んできます。

 

「いいなぁ、わたしもそう言ってみたい」

 

わたしは、自分が生まれてきたことを、肯定できません。

 

生まれてこなければよかったのに」…その思いが、消えません。

 

その後、サポート役の練習をするワークをしました。

 

ことこさんが最近、開発してはまっているもので、質問カードを使ったワークです。

 

ことこさんに先にサポート役になっていただき、わたしは探求者になりました。

 

ことこさんが引いてきた質問カードはこれ↓

 

「あなたが今、一番したいことはなんですか? 人生の材料は何だと思いますか?」

 

わたしが今、一番したいことは…このおなかに入っているものを、全部出したい!!

 

たまっているものを出し切って、ぺったんこなおなかになりたい!!

 

そう言って、少し自分に響かせます。

 

うんうん、そうなんだ。

 

ここにあるものを、全部出してしまいたいんだ!!

 

それから、人生の材料?

 

人生の材料は…生まれること、生きること、死ぬこと。

 

そう言うたびに、ことこさんが「生まれること、生きること、死ぬこと」とエコーしてくれます。

 

わたしは、続けます。

 

生まれるには、おとうさんとおかあさんが必要です。

 

おとうさんとおかあさんが生まれるためにも、それぞれおとうさんとおかあさんが必要だから、人生にはご先祖さまが必要です。

 

生きるためには、食べ物と、水と、空気が必要で、だから、それもみんな人生の材料です。

 

うれしいこと、かなしいこと、つらいこと、たのしいことも
人生の材料で、そのためには、周りの人が必要です…「周りの人」と、ことこさんがエコーします。

 

うん、わたしは「誰ももういらない!!」って思うことがあるけど、人生をやるからには、周りに人が必要なんだな。

 

…わたしは、自分が、午前中のワークでなかなか描き始められなかった「生まれるところ」にこだわり続けている感じに気づきます。

 

 

「生まれてきたくなかった、というところにいつまでもこだわっていることを、手放したい、と思っています」と言ってみます。

 

「生まれてくるところをワークしてみますか」と、サポート役のことこさんが言います。

 

生まれてくるところ…「はい、やってみます」。

 

わたしは、座椅子から下り、なぜか正座します。

 

そして、ことこさんが両手で表現する「産道の出口」を横目で見ます。

 

生まれたくない。

 

そう思います。

 

「わたしは、生まれたくない」

 

言っています、自分が。

 

そうか、わたしは生まれたくないんだ。

 

「わたしは生まれたくない」

 

ことこさんのエコーに続き、何度かそう言っていると、ことこさんに「なんで生まれたくないの?」と聞かれた気がします。

 

「だって、おかあさんがたいへんだから」

 

「おかあさんがたいへんだから、生まれたくないの?」と、ことこさんに聞かれ、「うん」。

 

「じゃ、ここにおかあさん、置いてみる?」と、向かい側に、ことこさんが大きめの黒白チェックのクッションを、置きます。

 

おかあさんに向かって、わたしは言います。

 

「おかあさん、わたしが生まれたら、わたしを“ちゃんと育て”なきゃならないでしょ。だから、わたし、生まれたくないの。わたし、ちゃんと育たないから。だから、生まれたくないの」

 

「おかあさん、たいへんだから。わたし、ちゃんと育たないから、たいへんだから。だから、生まれたくない」

 

何度か言ってるうち、「おかあさん、ごめんなさい。わたし、ちゃんと育てなくて、ごめんなさい。ごめんなさい…」と、泣き出していました。

 

うええええええええええーーーーん、うええええええええええーーーーん、うえええええ…………

 

正座の姿勢で突っ伏して、ひたすら泣いて。

 

ことこさんに背中とんとんされながら、泣いて泣いて。

 

「ちゃんと育たなくて、ごめんなさい。うえええええんうえええええん…」

 

そしたら、なんか、聞こえてきました。

 

「別に、ちゃんと育たなくったって、いいじゃない」

 

おかあさんの声が、聞こえた気がします。

 

「別にいいのよ。それがあなたなんだから」

 

「あなた」だったか、「あんた」だったか、「R子」だったか、「あたし」だったのか…「おねえちゃん」ではなかった気がしますが、勝手に聞こえてきました。

 

「いいのよ、生まれてきて」…

 

そしたら、なんか、起き上がれました。

 

鼻水詰まりすぎて息できないくらい、両目も泣きはらしてよく見えなかったけど、起きました。

 

…ってか、生まれました。

 

 

真っ暗な世界から、ぼんやり明るんできた視界の右端に、ことこさんがほほ笑んでいて、「ようこそ」と迎えてくれました。

 

よくぞ生まれてきてくれました、と。

 

ぽぴょぴょんぽぴょぴょん、と、ことこさんの携帯のタイマーが鳴って、15分のワークが終了したことを教えてくれました。

 

15分。

 

なんという安産!!

 

生まれたくないとおなかの中でわめいていた赤ちゃんが、15分足らずで生まれ出てきました。

 

鼻水と涙でどろどろの顔になって。

 

突っ伏して頭に血を上らせて真っ赤になって。

 

でも、笑って生まれてきたよ

 

「おぎゃー」と言ってみました。

 

桃太郎みたいに、大の形をつくって立ち上がってみたよ。

 

そしたら、隣の間のHちゃんとMさんの顔が見えて、なんだか恥ずかしかった。

 

わあわあ騒いで、なんだか申し訳なかった。

 

でも、生まれるところに立ち会ってもらえたみたいで、うれしかった。

 

わたし、生まれたよ。

 

“とりあげて”くれたことこさんが、そういえばティッシュで目とかぬぐってた。

 

「R子ちゃん、初めてだね。こんなにちゃんとワークできたの、初めてだね」って。

 

そうかな…よくわかんなかったけど。

 

でも、なんか、生まれた。

 

生まれられた。

 

ばんざーい。

 

「なんであたしなんか産んだのよ!! 産まなければよかったのに。産んでほしくなんかなかった!!」

 

そう言っておかあさんに何度も何度も当たって、ぶつかって、妹を蹴り上げて、家中のゴミ箱をあけて回って、扉を「壊れてしまえ!!」とバッタンバッタン閉めまくって、どなり叫びほえ散らしていた反抗期。

 

おかあさんが「母原病」という本をこっそり持っていることを知ってはイラつき、わたしをたたけないおとうさんは自らの利き手の左手をシーリングライトにぶつけて血まみれになり、しばらく包帯を巻いていた。

 

シーリングライトは、あの家が取り壊されることになるまで、ずっと、4つある明かりの一つは壊れたままだった。

 

そうか…わたしは、おとうさんとおかあさんを喜ばせられるような娘でいられないことに自ら苛立ち、それであんなに家族に当たっていたのか。

 

勝手に「長女というものの理想像」「○○家の初孫のあるべき姿」を思い描き、自分がその通りに生きられない、思う通りではないと感じて、勝手に当たり散らしていたのだ。

 

そのときはわかってはいたんだろうけど…自分でそれに蓋をして、勝手に、「おかあさんのせい」にしてたんだ。

 

ごめんね、おかあさん

 

「ムダにした」…ワークの途中で、わたしが言った言葉です。

 

もったいなかった、この25年。

 

12のときからと考えれば、30年。

 

ムダにした…人のせい、おかあさんのせいにして、自分の人生をほっぽりなげてしまった。

 

「損した」…ことこさんがエコーしてくれた言葉です。

 

そう、損した。

 

18(歳・高3)で「あー、あたしの人生、失敗しちゃった。あーあ」と放棄しちゃって。

 

ちゃんとした食生活も送らず、「どーせあたしなんか」と、おしゃれなんか早々放棄し、睡眠時間も休みもグダグダで、歯も磨かず、ひたすら「どーせおじさんになればいいだけ」と腐ってなげてきた20代、30代。

 

気がついたら、会社に行けなくなってた。

 

やっと「自分」を大切にしてなかったことに思い至ったら、からだは、若さも女らしさも、もう取り戻せないレベルになってた。

 

歯は腐り、吐き出す息は内臓の腐敗を疑わずにはおれず、頭・首・背中・わき・股・足…あらゆるところから悪臭が止まらない。

 

なにより、気持ちが腐ってる。

 

気持ちの腐敗を止められない。

 

自分が、ごみそのものになっている。

 

その自分が、生まれ直してきちゃった。

 

「生まれたんだぁ!!」って、大喜びで。

 

「生まれたての目で見る星はきれいだなぁ!!」「生まれたてで歩く街はキラキラしてる」とか、のたまう。

 

さあ、たいへんだ。

 

この、生まれ直して出てきちゃった子を、わたしは、これから、“育て”なくちゃいけない。

 

この、臭〜い腐りかけの赤ん坊を、あたしは愛せるかしら。

 

いや、「かしら」じゃなくて、愛していくんだ

 

よしよし、歯を磨こうね。

 

あらあら、おなかがすいたの。

 

まあまあ、うんちがしたくなったのね。

 

おやおや、おやすみですか。

 

はいはい、たまにはかわいいお洋服も着てみましょうか。

 

おいおい、気づきも頼みますよ。

 

…ってな、あんばいに。

 

は〜、めんどくせ。

 

この、はてしなくブサイクで、たまらなくヤッカイな、でも、どうしても捨てられない無用のごみ・あたし。

 

今夜はひとまず、眠ることにしよう。

 

2015年2月19日は、死んだおじいちゃんの誕生日で、そしてわたしの“reborn”の日。

 

リボンの日、ということにして、結びのあいさつに代えさせていただきます

 

ご本人の許可を得て、全文掲載させていただきました。
帰りに「reborn」をお祝いするためにケーキを買いプレートも付けてくれたそう。
シェアしてもらえたアタシは感動しちゃって涙止まりませんよ。

 

 

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