あたしそのもの

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あたしそのもの

MBCJコラム

2017/06/14 あたしそのもの

ここにまた、ノンフィクションの作品が一本できた。

 

りょこ、ありがとう(≧∀≦)

 

 

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2017年6月12日(月)10:00~15:40 @マリーズケア

 

「サロン開業ワークショップ『夢をカタチに』」

参加者:ことこさん、しーちゃん、ゆみさん、みきさん、りょ(う)こ

 

なんで「参加してみたいです」なんて、ことこさんに連絡しちゃったんだろ…。

 
「サロン」なんて、ま~ったく開業するつもりもないわたし。

サロンどころか、「セラピスト」にだってなるつもりもないのに。
ひやかしのつもりは、毛頭ない。

場違いかもしれない…でも、不思議と、「こわい」とは思わなかった。

 

開業の予定も意思もないけど、なんか、「この機会は逃せない」と思った。

マリケアに着いて、感じた。

「今日は来てよかったのかもしれない、あたし」
座いすとクッションをセッティングしながらスタッフみたいに迎えてくれたしーちゃん。

 

 

メンタルワーク以来、ひさしぶりに会うみきさんからは、やわらかさと明るさを感じた。

 

 

ゆみさんは、ちょっとほっそりして、でも笑みとオーラは変わらず観音様みたいだった。

 

 

ことこさんは、なんかウキウキとして、ニコニコ軽やかで、ルンルンしてる感じだった。

 

 

わたしは、すでに安心して、座いすにもたれる。

今日は、クッションがいらないことに気づく。

 

クッションを外して目を閉じると、ことこさんのガイドが始まる…

「まず、自分にいる時間をとります。今、ここにいる練習。

鐘の音を聴ききって、味わう。自分の内側にいてみる…」。
からだのしたい呼吸、からだのしたい形…

からだの感覚に従うと、ももの上に置いていた手ぬぐいさえも、

「今日はいらない」と感じる。

背中から外して後ろへ追いやったクッションの上に、今度は手ぬぐいをのせる。

 

 

いつもは“サポート”として絶対、手放せない2つの必須アイテムを、

今日のわたしは、こんな序盤でさっさと“お役ご免”にしてしまった。

そんな自分を興味深く感じながら、ことこさんのガイドに耳を傾ける。
「夢と聞いて、体のどこが感じるのか。

夢と聞いて、呼吸はどう変わるのか…」
「夢」と聞いて…

わたしの下腹部が、あたたかくなってくるような感じがした。

「ハラ」が「夢」とつながっているのか、わたしの場合。

そしたら、ハラに花が開いた。

ことこさんの「色はどんなか」という言葉を聞いて、

ピンクの花が咲いているように感じた。

大きなピンクの花が、虹色の光を放っていた。

呼吸は…やわらかくなったような感じがする。
すると、少し左向きに座いすに沈んでいたわたしの右腕が、

なんとなくほんわかしてきた。

ぼわんぼわんというあたたかいエネルギーのようなものを、

右腕が感じていた。

円になって座っているみんなから、「夢」と聞いてエネルギーがあふれ出し、

それがこの場に満ちて、やわらかなキャンプファイヤーのようになり、

そのエネルギーの渦というか熱というか…太陽光のようなあたたかな揺らぎを、

わたしの右腕が感じ取っているようだった。

「今日はメンタルワークではないので、簡単に自己紹介を。

 

 

何を思ってエントリーしたのか。絶対聞いて帰りたいこと。

 

 

今、ここにいる練習で気づいたり感じたりしたことを順番にお願いします」
ゆみさんの涙から始まったチェックイン。
しーちゃんがゆみさん、みきちゃんと初めて出会うことはわかっていたけれど、

まさか、ゆみさんとみきさんも初対面だったとは。

でも、もう、わたしたちは、この場にいられることをすでに感謝していた。

それぞれの“サロン”はもう、始まっていた…(ように思う)。

「サロン開業が最終テーマですけれど、

『夢をカタチにしましょう』というのがこのワークショップのテーマ。

昨日、おもしろいワークを考えついちゃって…」

ことこさんが満面に笑みを浮かべ、一人5枚ずつ、紙を配り始める。
「『意識する』ことが大事。

夢をかなえようとするとき、漠然ではいけない。

いかに具体的にするか。明確にすると、かなえられる。

明確になっていけばなっていくほど、ほぼの夢はかなう。

いかに意識するか、です。

ポジティブシンキングや引き寄せの法則では、絶対にない」

 
配られた5枚の紙に、それぞれ、

①「好き」と思うもの・こと・行為・場所 etc

②「嫌い」と思うもの・こと・行為・場所 etc

③「得意」と思う行動:うまい下手じゃなく、やってて好きなこと

④「不得意(苦手)」と思う行動

⑤「夢・目標」:こどもの頃思っていた夢、かなっていることもいないことも

今の夢、目標

を書き出す。
「いかに明確に、具体的にするか。

書き出す数があればあるほど、明確になる」
ことこさんの言葉に、「なるほどね~」と思う。
はじめ、「好き」と「嫌い」という言葉に「う~ん…」と勝手に詰まって、

メンタルワークみたいな気分でいたわたしは、なかなか書き出せなかったけれど、

「あ、そっか、これは『サロン開業』ワークショップだった」と思い出す。
自分のサロン…それは、自分の世界。

自分の世界にあってほしいもの。

自分の世界にあってほしくないもの。

自分にできること。

自分にはできないこと。

やれたこと・やれなかったこと…

そうだ、あんなことも思ってた、こんなことも夢見てた。

これはできたけど、こっちはこれからちょっとまじめに取り組んでみたいな。
ひとつひとつ書き出していくと、自分のかたちが、見えてくる。

自分の今の姿が、浮き彫りになってくる。

「おもしろい」と思った。
そして、気づいた。

「嫌い」に「自分」と書かなかったこと。

「苦手」に「自分でいること」と書かなかったこと。

以前のわたしなら…そう、このワークショップに申し込もうなんて

考えもしなかった頃のわたしなら、間違いなく、真っ先に書いていただろう。

でも、「サロン開業ワークショップ」に申し込んだわたしは、書かなかった。

 

「あ、あたし、『嫌い』に『自分』って書かないんだな。

 

あ、『自分でいること』が『苦手』って書かないんだな」

 

ことこさんは、言う。

 

 

「私が続いているのは、わかっていることをわかっているなりにやってきたから。

やることはわかっているの。

ここまでしたい、これが好き、というのが、明確にあるから」

「イヤなことはしない。できることをする。

好きなことしかしてないので、長く続いて、元気なんだと思う」

「自分の得意・不得意がわかっている。

それは、自分の“商品価値”がわかっている、ということ。

 

 

『誰にでも来てほしいです』では、誰も来ない。

自分のやろうとしていることは、何が周りと違うのか。

 

 

自分の強み・違い・その人らしさ・その人にしかできないこと…

それが商品価値」

「宣言することも大事です。自分が書き出したことを発表してみましょう」

しーちゃん、みきさん、ゆみさん…みんな、美しかった。

自分の輪郭を明確にしたみんなは、ほんとうに、美しかった。

 

 

みんな、「自分」だった。

その人そのもの、になれていたからなんだろうと思う。

その人そのものになれている人って、こんなに美しいんだ。

午後のワークでは、ことこさんが大きな画用紙と厚紙を1枚ずつ、配った。
画用紙は、中心にだ円を描き、十字に線をのばして4分割する。

4つのマスにはそれぞれ、

①いつ・だれが・どこで・どのくらい(どういう規模で)

②だれに(ターゲット)

③何を(提供するもの・価値)

④どのように

と、具現化したいものを明確に思い描いて書き込んでいく。

そして、中心のだ円には、テーマをすえる。
厚紙は「看板のようなもの」で、「ロゴマークやキャッチフレーズ、芸名、イメージ」

を描き込む。

午前のワークまでは、自分が「サロン」について何かを描くことなんて、

とてもとても想像できなかった。

でも、不思議と、出てくる。

「好き」と「嫌い」、「得意」と「苦手」、「夢・目標」を書き出すことが、

こんなに自分を明確にすることに役立つんだ…。

ちょっと、感動した。

そして、自分の「サロン」を描こうとすると、

脇に置いた5枚の紙に書き加えたい言葉が増えていく。

「これは大切」と感じると「好き」に、

「これはやりたくない」と思うと、「嫌い」に。

 
すると、また、気づく。

「サロン」って、「自分」だ…。

「自分そのもの」だ。

ことこさん、「サロン開業ワークショップ」って、

結局、「あるがまま」のワークですね!!

 
「サロン」というテーマに、なんか勝手に身構えて、

なにかハコモノ的な、実業的な、専門的なイメージを、

いってみたら偏見・色めがね・思い込みを、勝手に抱いていました。
でも、「サロン」って、“あたしそのもの”のことだった。

あたしがどうありたいか、どうしたいか、どうしていきたいか、

どう生きたいか、ってことだった。
なにこれ…すごい。

おもしろい。

 

「サロン」って、「あたし」のことだった!!

「サロン開業ワークショップ」って、彫刻みたい。

わたしたちは、一生懸命、「自分」を削り出していたんだ。

 

「あたし」がやりたい「サロン」を思うと、「あたし」が彫られる。

 

これはやだ、こうありたい…と思うと、

やりたいこと、やらなければならないことが明確になってくる。

 

漠然としたものから、「あたし」のカタチが削り出されていく。

 

「夢をカタチにする」ワークショップは、

「あたし」を削り出す作業だった。

ああ、なんておもしろい。
そして、わたしは、「あたし」のカタチを削り出すことを

「おもしろい」と思えている!!

ああ、なんておもしろいんでしょう。
そして、それぞれが彫り上げたそれぞれのカタチは、

なんと美しいのでしょう!!
なんと表現したらいいでしょう…

最後、あの場には、5体の「サロン」が彫り上げられていたの。

あの聖なるきよらかな美しい魂の感じ…

わくわくの感じ。
あの場にいられて、「感謝」です。
なんというか…そう、「ごちそうさま」。
そして、わたしの人生、「いただきます」。
そんな、感じです。

Ryoko

 

IMG_1383

 

 


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