思考と感情と感覚と・・・

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思考と感情と感覚と・・・

MBCJコラム

2016/07/21 思考と感情と感覚と・・・

団長、りょうこちゃんの体験。

 

いやー、これはこのままテキストになるのではないか?!

 

このまま作品として本にしてもいいぞ。

 

*長文注意(笑)

 

************************

 

メンタルワーククラスLv.1
第1回:2016年7月13日(水)
〈午前10時〜:マリーズケア&近くの公園〉

 

メンタルワーククラスに参加するのは、何度目なんだろう…

 

 

毎回、確かな回数を把握しないまま、今回もこの日がやってきた。

 

初日。

 

新しいクラスの、はじまりの日。

 

 

マリーズケアに着く前に、向こうからおしゃれなマダ〜ムが歩いてくるのが見えた。

 

「お〜、みきちゃん!!」

 

「りょうこちゃん、やっぱりいるんだ〜」

 

うん、そうなんだ。

 

やっぱり、いるんだ。

 

 

サロンのドアを入ると、マドンナがいた。

 

ノースリーブのワンピースを着たことこさんだ。

 

髪が短くなって、なんか今日は格別オンナっぷりがいい。

 

 

きょうこさんもいた!!

 

やった!! きょうこさん、いるんだ!!

 

きょうこさんがワークにいると、すごく安心して、ワクワクする自分を感じる。

 

 

座椅子が、なんと7つも並べられている!!

 

「7人!? すご〜い!!」

 

そんなにたくさん!?と思っている自分がいる。

 

唐突に「七福神!!」と言葉がおなかの底から湧いてきて、

 

今日は七福神だ!! とひとりで思ってひとりで喜ぶ。

 

 

次は、探す。

 

自分が今日、座れそうな席を探す。

 

青い座椅子だ!!

 

ほんとは茶色い座椅子に落ち着きたい感じがするけど、
最初に青い座椅子が目に入ってくる。

 

クッションは白地に水玉。

 

それも、青と茶色の水玉。

 

席はあいている。

 

ここかな…。

 

でも、右隣はことこさんか…近すぎない?

 

なんか、よからぬ予感がしない?

 

でも、左は壁だし。安心。

 

安心。

 

そうだね、じゃ、ここに座ろう。

 

 

 

7人そろって、ウキウキのことこさんが、第1回のクラスをスタートする。

 

いきなり、「よからぬ予感」が的中する。

 

ことこさんが、「思考」と「感覚」を説明しようと、
隣のわたしを“使った”。

 

「『思考』で私が表現するとき、『あ、りょうこちゃん、今日も全身青だな』と
思います。『ちょっとひさしぶりだな』と感じています…」
というようなことだったような。

 

すでに“材料”に使われたわたしは、
落ち着かなくなっていて、ことこさんの言葉をよく覚えていない。

 

ただ、なんとなく距離を置いて、わたしを見て浮かんだことを
ことこさんが言葉にしていっていたと思う。

 

「でも、『感覚』に気づこうとすると、この距離ではダメです」
と言って、ぐいっと急に近くにやってきて、わたしの右脚に触れ、
熱のこもった目で、わたしを見つめる。

 

やばいやばい…もう全然、わたしはじっとしていられない。

 

いや、そこには一応動かず座っているのだけれど、もうこころがざわざわ。

 

ああ困った困った…こんなに近くに来ちゃいましたよ、ことこさん、とか思っている。

 

「『感覚』に気づこうとすると、時間が必要です。熱いものが上がってきます…」
みたいなことを確か、ことこさんが言っていて、その目がぐ〜んと潤み出す。

 

おいおいおい…ほんとはこれ、まったく初めてのさおりちゃんに
最も見てもらわなければいけない感じのお顔なんじゃないの?

 

さおりちゃんは、ことこさんの右隣。

 

ただいまことこさんは、そのさおりちゃんに真背中を向けちゃっております。

 

さおりちゃ〜ん、ことこさん、すごい顔になってます。

 

「感覚」に気づこうとすると、あるいは気づくと、
このようなお顔になるようです、本日このときのことこさんは…。

 

とかとか、もうわたしのこころは「お〜い!!」という気持ちでいっぱい。

 

こういうの、落ち着いて、自分にいて、受け止められないんだよなぁ、あたし。

 

 

そんなこころ大騒ぎの序盤、それでも、
「思考」と「感情」と「感覚」とが分けて表現されていることを、知る。

 

「今、ここ、に座るための準備を、今日はやります。

 

レベル1では、今、ここ、にいる、を徹底的に、
からだの中にいる、自分にいる、ということを徹底的にやります」

 

ことこさんはそう宣言して、説明に入っていく。

 

「『感情』は『思考』の一部です。
すり込まれて、そう感じていると思っているかもしれない」

 

え〜っ、そうなの!? 驚いちゃうわたし。

 

「『感情』の前に『感覚』として何を感じているか、意識する。
体の『感覚』として自分の中に何があるのか。
すぐに感情につなげない」

 

感情につなげない…カンカクを、イシキ。

 

なんか難しいことを言われちゃった感じ。

 

ぎくしゃくする自分を感じる。

 

 

「『感覚』だけは、持って生まれてきている本当のこと。
『思考』を信じるより、『感覚』を信じたほうが本当の自分につながる」

 

 

ホントウのジブン。

 

 

思考と感情と感覚…無自覚にごっちゃにしていた自分を、感じる。

 

 

シコウ、と、カンジョウ、と、カンカク。

 

 

違うものなんだ…上手に分けられる自信がまだないけど、

 

それでも、今は、「思考」と「感情」と「感覚」が別物なんだ、と知る。

 

 

「第1優先は、からだの衝動」

 

そう言ってから、ことこさんは、こうつなげる。

 

「でも、私の言うことをうのみにしないで。
自分の本来持っている感覚を信じて。
私は、自分を信頼するためのツールを紹介しているだけ。
たのしく生きるためのあそびのツールを教えているだけなの。
生活に便利なら使えばいい。
ここでのワークは、実験であり、スポーツであり、芸術(アート)。
生きる力を開くサポートをしていくためのものなのです」

 

 

 

で、出ました、ことこさんの新しいあそび。

 

まずは、あそび方の説明です。

 

○制限時間20分
○あそびの説明を聞くその瞬間からスタート!!
○何をするのか聞いた瞬間からどんな感じか、意識する
○「思考」にいるなとわかったら、「感情」に移動する
「感情」にいるなとわかったら、「感覚」に移動する
そしてできるだけ、「感覚」にいるということを感じる
【注意】「感覚」にいるには「時間と空間」が必要。
「何も感じなかったら、感じないことを感じていて」とことこさん

 

さあ、いよいよ、あそびの発表です。

 

「今から、はだしになって、近くの公園に行ってきてもらいます」

 

出た!!

 

まず、そう思った自分を感じる。

 

はだしかぁ…靴下脱ぐんじゃん。

 

脱いで…戻ってきたら、足洗うの?

 

めんどくせ〜、と、少し、感じる。

 

感じるけど…これは、「思考」? わからない。

 

しかも、あの公園、今日、ゴミ出されてなかった?

 

生ゴミとか、踏みたくね〜。

 

それに、草がいっぱい生えてた。

 

踏み込みたくね〜。

 

でも…アスファルトはあったかいよな。

 

気持ちよさそ〜。

 

(ここで、こどもの頃、裏の砂利道を真夏にはだしで歩くのを
たのしんでいた記憶がよみがえってくる)

 

うれし〜!!

 

気がつくと、さおりちゃんがもう立ち上がっている。

 

やべ。あたしも行くべ。

 

だって、さおりちゃん、あの公園、行ったことないんじゃない?

 

知ってる誰かがいっしょに行かねば(と、思っている)。

 

左足から靴下を脱ぐ。

 

あ、あたし、左足から脱ぐんだ、と思う。

 

左足から床を感じて、そこからは、もう、すたすたすた。

 

出て行くさおりちゃんの背中を追って、わたしもためらいなく出て行く。

 

サロンの床から、玄関、そしてドアの外。

 

何歩か歩いてすぐ、家と家のすき間から、公園に“先輩たち”の姿が見える。

 

「先輩、いるじゃん…」声に出している。

 

でも、駐車場のアスファルトを感じたくて、すぐ下りる。

 

あったかい…思っていたより、痛くないし熱くない。

 

 

気持ちいい〜!!

 

 

歩き出しているさおりちゃんを急ぎ追って、通りに出る。

 

アスファルトが、ただ気持ちいい。

 

スキップしたい…って思ったけど、
向こうから日傘をさしたご婦人が歩いてきたので、しない。

 

 

ひさしぶりの、はだしで道路を歩く感覚を味わう。

 

(再び、こどもの頃、砂利道を歩き切って、アスファルトの道路に出て、
「あっついあっつい」と跳びはねながら、それでもず〜っと先の踏切まで
歩いていって、また戻ってきたことを思い出す)

 

 

それに比べて、この近いことよ…

 

 

公園なんかに入らないで、このままず〜っと歩いていきたい。

 

と公園を通りすぎたところで、こっちに向かって車が走ってきたので、引き返す。

 

公園には、“先輩”がいっぱい。

 

げんきにあそんでいる。

 

入りたくない…と思っていたら、ことこさんが歩いてくる姿が見えた。

 

しかたない、入るか。

 

踏みたくない感じの土に思い切って足をのせ、門的なところから中に入る。

 

公園の中に入っちゃうと、わたしも、“入っちゃった”。

 

少しうつむきかげんで、誰とも視線も合わせずにいると、
自分にいられる感じを感じる。

 

砂を踏み。

 

鉄棒に脚をかけ(でも、両脚はかけられず、しかも、
園庭に背中を向けるようにしかあそべない自分を感じる)。

 

鉄棒に寄りかかって、両足(の裏)を地面につけて砂をつかむ。

 

 

アリが、左の小指からはい上がってきた。

 

そのまま見ていた。

 

薬指との谷間をまた上り、薬指の爪を通って中指との谷間へ…
順番に指を上っては下りして、“全峰制覇”して地上へ戻っていった。

 

と思ったら、「蚊!」。

 

ちょっとバタつく。

 

そばで小学生たちがサッカー的なことをしているようだったけど、
うつむいているから、何人が何をしているのかは、わからない。

 

でも、別に、わたしのことは気にならないみたいに感じる。

 

安心して、自分に集中する。

 

向こうにある岩に足(の裏)をのせてみたい…

 

でも、あっちは草がいっぱいだな。

 

しかも、高い。

 

それに、先輩がいる。

 

でも、のせてみたい…思い切って、近づく。

 

そして、足(の裏)をのせてみる。

 

「うっ」とうめきながら、はい上がる。

 

ざらざら感と温度感がここちよい。

 

岩の上を移動する。

 

先輩の大群が階段上のブランコであそんでいる。

 

あっちは草がいっぱい生えている。こわい。

 

向こうへ行く階段は気持ち悪そうだな…いやだな。

 

あ、モンキチョウだ。

 

夢中で遊んでいる一人の先輩が、わたしの存在なんかに気づかず、近づいてくる。

 

わたしに気づかないんだぁ…その夢中っぷりに感動していると、
「●●ちゃん、なにしてるの? あっち行こうか」と先生らしき女性が来て、
先輩を別の場所へ誘導した。

 

あ、あたし、あやしい危ない人に思われたんだ…

 

 

傷つくでもなくそう思って、でも岩から離れたくなる。

 

 

一瞬、「アキレス腱やっちゃったらどうしよ…」と思う自分がいて、
緩やかに飛び下りようと努力する。

 

ダンゴムシがいっぱいいる…踏みたくない。

 

砂の感じをたのしむ。

 

ゆきちゃんしか見えない。

 

みんなもう帰っちゃったのかな。

 

ベンチに上ってみる。

 

木の感じ。

 

「感覚」と「感情」と「思考」…

 

あたしは今、どれで感じてるのかな?

 

 

わかんないな…難しいな。

 

と思ったら、入ってきたのとは別の門的なところで、
ことこさんが手を振って呼んでいた。

 

やべ…わたし、一人?

 

20分たっちゃった?

 

もう最後だ、ってわかったら、もったいなくなって、
なんでも足(の裏)で触っておきたい!!って思った。

 

ことこさんが見ててくれてるのがわかっているから、
安心して、園庭を端から端まで、ずずずずずーーーーーって、
足の裏で砂をずりずり感じながら走ってみた。

 

門的な石や柵的な金属も、足(の裏)で感じてみた。

 

アスファルトの上に出たら、ここはもう絶対スキップ!!

 

スキップ!! スキップ!!

 

ことこさんのマンションに知らない間に設置された自販機が見えた。

 

きっと熱いだろうと想定して足の裏をくっつけたら、別段熱くなかった。

 

つまんない…と思い、「あつっ!!」ってやるつもりだった自分を感じた。

 

階段の感じ、集合ポストのところのコンクリートの感じ…
ぜんぶ感じながらことこさんに続いて玄関に入った。

 

きょうこさんに手渡されたタオル。

 

もったいない!!

 

と思ったけど、足の裏をふいたら、すご〜く気持ちよかった。

 

足の裏の骨や土踏まず、指の一本一本を感じながら、気持ちよくふいた。

 

 

あっという間の20分。

 

結局、「感覚」と「感情」と「感覚」と…
自分がどれで感じていたのか、気づけなかった。

 

 

ただ、からだの中に浮かんでくるままに動いた感じ。

 

「足の裏で感じることが、『感覚』だよ。
考えてもしょうがないことを考えちゃうとき、
はだしになって外に出ることが『自分に戻る』きっかけになる。
感じているとき、十分『そこにいてみる』。
より『そこにいてみる』と、深いところにつながっていく」

 

 

ことこさんの説明を聞きながら、
それでもまだ、気づきにはいたっていない自分を感じながら、
足の裏で感じることに集中しようとはできていたことは感じる。

 

 

「ゲシュタルトは、自分と自分の関係」

 

午前のワークを終えて、残っていた言葉。

 

自分にはいられた…ように感じた。

 

うれしかった。

 

つづく・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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