がんを経験した先に幸せと悦びと慈しみが満ちる時。。。

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がんを経験した先に幸せと悦びと慈しみが満ちる時。。。

MBCJコラム

2017/02/18 がんを経験した先に幸せと悦びと慈しみが満ちる時。。。

フェイシャルクラス再受講中のYUMIさんのレポ。

もう、感動っす。

確かに、ペアで手技をやってるときの動きの美しさたるや。

惚れ惚れしたもんなぁ。。。

どの言葉も漏らしたくないぞー!!

タイトル考えるのに悩むぅ。

ありがとう!!しかない!!


MBCJからしばらく離れている間、私は少しばかり得た知識を抱えながら落ち着く場所を求めていました。

なぜ踏み出せないのか、自分を責め続けながら。

何者にもなれない自分を恥じながら。

 

 

この冬。
久々にじっくり小説を読み、映画を観にいき、新しい料理をいくつか作ってみたり、
ちっとも上手くならないギターで延々と嬉しそうに弾き語りをする弟に、家族で声をあわせて歌ったりした。

 
肩を触られるのが苦手な私のことをよく知っている息子が、帰国中幾度となく私の肩に触れ、痛くない指圧をしてくれた。

 

 

息子を送り出してから、コーラスを再開した。

 

そんな些細なことの積み重ねで、私は少しずつ柔らかくなっていたような気がします。

 

 

すると、瞼の裏に眩しい光景が浮かんでくるようになりました。

 

~光る肌の上を滑っていく美しい指~

 

 

バサバサと乱暴に洗っていた顔を、やさしく撫でてみる。

 

 

寒いからと高めの温度にしていた洗顔用のお湯をぬるめにしてみる。

 

 

たったそれだけで、肌は理性を取り戻したかのように整おうとしてくれる。

 

 

 

目を閉じて、うろ覚えの手順で自分の顔の上に指を滑らせました。

 

これは、私が習った手技。だけど、私はあの時の私ではない。

 

 

…何かが私の中に満ちてきている。もう一度、触れたい。今の私で…湧き上がる思い。

急いで琴子さんに再受講を申し込み、15日のクラスに臨みました。

 

 

奇しくもそこには、『人は皮膚から癒される』という本が。
「多分、私はそれを体感するためにここに来ています。でも今、私に思考は要らないのです。」
どうか言葉が入り込みませんように…。そう願いながら午後の手技を迎えました。

 

 

イメージするのは、瞼の裏に浮かんだ光景。

 

 

あの眩しく美しい空間を創り出せますように。

 

 

私の幸せと悦びと慈しみが、ただこの指先【肌と肌の触れ合う部分】に満ちていますように。
あとは考えない、滞らない…。

 

 

2年ぶりの手技は拙いながらも、今までで一番悦びに満ちたものとなりました。

 

そして施術者の私は、癒えていく自分を感じていました。

 

 

自己満足の極みのようなそれは、自己肯定への一歩でした。
☆☆☆

 

 

がんという病気を経験してみると、「生き残った自分に出来ること」などを強く意識してしまいます。

 

 

経験を人に伝えたり、啓蒙の為に活動する人、また後遺症の発症予防やケアなど治療の分野に目を向ける人…と様々ですが、それは「人の役に立ちたい」と同時に「自分は有益な人間だと思いたい」という気持ちが沸き起こるからではないかと思います。

 

 

 

 

乳房や臓器など、腫瘍と共に取り除いたものがあると、何か欠落しているような、不完全な人間になったような不安に陥ります。そんな時、他者との関わりの中で自分の存在意義を見出したいのです。

 

 

 

 

でも、語ることで癒える人もいれば、語る端から自分を離れていく言葉に傷つく人もいます。
身体の変化は同じ病でも千差万別。

 

 

 

 

 

負った傷に触れるのは、心であれ身体であれ大きな勇気と高い技術が要るのです。

 

 

 

 

何の技術も勇気も無い私は、有益な人間たる自分を目指してMBCJに通い、琴子さんのもとでボディ、メンタル、フェイシャル、アドバンスと知識を授かったのですが、セラピストとして踏み出すことが出来ずにいました。人の心や体に触れて

 

 

 

自分を保つ自信が持てなかった…。

 

 

 

 

頭でっかちな【癒す人】=【有益な人間】になろうとしていたからかもしれません。

 

 

 

 

でも今回、【癒す人】が【癒える人】であってもいいのだということに気づきました。

 

 

 

 

私が眩しく見上げていたのは、他者に触れながら自らを癒している…いや、【他者に触れつつおのずから癒えるに身を任す】人達の美しい姿だったのです。

 

 

手技はさながら自家発電のように、肌の接点で穏やかなエネルギーを生み出します。

 

 

それを施術する人とされる人、双方向で吸収していくのが、触れて癒えることの理想なのかもしれません。

 

 

病院、治療院、サロンで、“治してもらう”“よくしてもらう”というのではなく、自らに施術をするのでもなく、人に触れながらこの感覚をじっくり育て、味わい、人の癒えと共に癒えていく自分を見つめる…。これはひょっとしたら最強のSelf-Healingで、病を得た者でも心の負担なく出来るものなのかもしれません。

☆☆☆

 

 

勝手な解釈でしょうか。

 

ようやく自分にひきつけて考えられるようになり、充実してきました。

 

 

やっぱり私は凄いことを学んでいるのですね!
YUMI

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