迷惑をかけることの罪悪感

Sちゃんのレポ。

 

 

 

レベル１感想

「肌は脳である」というようなことを

琴子さんが話してたので、すごく気になって

いました。私たちの身体の一番表面のむき出しに

されてる皮膚、それが「脳」？！と一緒とは！

 

そんなことを思いながらのワーク。

「触れる」「寄り添う」「ゆだねる」という

ことがテーマらしく、最初のワークも公園で

ペアになり目を閉じた人と目を開けてる人が

サポートになり、公園内の物を触らせたり、

かがせたり、音を聞かせるというもの。

 

 

私は初対面のKさんと組んで、まず先に

目を閉じ、Kさんのサポートにより公園を

散策。目を閉じての散策は生まれて初めてで

ちょっと怖いかも、と思ったけど、ここは

信頼して腰に手を当ててもらい、従って

行きました。

 

目を閉じていると先ほどまで

感じていた気温よりひんやりと感じて不思議な

気分。曇り空も瞼越しに感じるとほんのり明るい

と感じました。

 

そして何よりもKさんの手の

温かさが最後に開けた時よりも温かく感じました。

これはもしかしたら、何も見えない中で

集中することによって体温に集中できた

からかもしれないです。

 

気が散る物がないので

Kさんの体温をより皮膚がとらえたのかも知れません。

時々、手に触れさせてもらう木なども

見えてる時よりも敏感に感じました。

やはり、「皮膚は脳」なのかもしれない。。。

 

 

その次のワークは場所を変えてのペアワーク。

Yさんと組み、呼吸の補助をしてみました。

相手が息を吸ったり吐いたりするのを補助するもの。

私たちは普段、思ったより呼吸が浅いらしいので

それをもっと吐いたりできるように

仰向けに寝ているYさんの胸のあたりの骨の

上から押して、もっと呼吸が深くできるようにと

いう事で、押してみるとリラックスしているようでした。

彼女からの感想は「おかあさん。。。」ということでした

ので、何か体をゆだね、気持ちよくなったのかな、と

嬉しく思いました。

 

 

自分もやってもらうと、確かに呼吸が

しやすい感じがしたので、今もたまに自分で

やってみると深く眠れるようになりました。

ちゃんと吐けば沢山、空気が入ってくるのはいいですね。

 

 

 

次のワークは相手に身をゆだね、支えてもらう、と

いうもの。普段、誰かに全身をゆだねることなど

子どもの時でさえ少なかったと記憶しているほうなので

どういう感情が出てくるか興味がありました。

組んだMさんに寄りかかってみると

細い体で一生懸命、抱きかかえてくれ、何かに

包まれる安心感を感じました。

 

誰かにもたれかかると

いうことは私にとっては「迷惑をかけている」という

恐れがあることも感じました。

 

「迷惑をかけては

ならないから、自分でがんばってきた」ということも

思い出しました。確かに、１歳２か月で姉になった

私は甘えるというより自分を抑えてしまうほうが多かったので

誰かに頼ることに罪悪感を感じやすいのだと

思っています。

 

でも、このとき感じた誰かに頼る

安心感、というのもこれからは感じたいなぁ。。。と

誰かを信じてゆだねるのは本来、気持ち良い事なんだなぁと

思ったので、これからの生活ではそちらを

増やせたらいいなと思ってます。

 

 

今回はレベル１のみの受講でしたが、とても面白かったです。

皮膚は脳である、ということが腑に落ちた経験でした。

触ってみて、思考や想像よりわかることが沢山ありました。

 

 

最近、ワークを受ける前より、鏡の中の自分の顔に「不安さ」や「悲しさ」「ゲン」が

無くなってきた気がしました。「あれ？！なんか幸せそう？？」と思った日が多く

なりました。きっと、何度か受けるうちに「自分で自分を受け入れる」ことが

できるようになったからじゃないかな、と思います。

 

 

実際、何かトラブルがあった時に前だったらすぐあわててワーワー言ったり

あたふた走り回ってたのが「だいじょうぶ。だいじょうぶじゃなくても、基本だいじょうぶだから。」と

 

落ち着いていられるようになり、生活が楽になりました。

 

自分を信じるって素敵な事ですね♪別に立派じゃなくても自分はOKってずっと思いたかったんだな。。。

完璧じゃなくもOKでOK!!

これからのもマリケアのワークを続け、生きることを波乗りみたいに

楽しく過ごせたらよいです。

 

S